おはようございます、3月第4週目の米国市場が閉まりました。
主な指数と増減です。
- 長期金利 3.38%(微下げ)
- WTI原油先物 69.96(-1.13%)
- 金 1,995.90(+46)
- ドル円 130.72(-0.18)
- DOW 32,237.53(+0.41%)
- NASDAQ 11,823.96(+0.31%)
- S&P500 3,970.99(+0.56%)
S&P500ですが前半は全体的に売られていましたが、後半にかけて買いが優勢となりました。
大手銀行株と半導体株の売りが目立ちます、ヘルスケアとディフェンシブセクターは買われていますね、PGは大きく変われ2%以上の上昇です。
なんで前半売られていたかというとドイツ銀行危機が原因です、ただ前回のクレディスイスの時と同様に不況間近ではよくあることなので、市場はすぐに冷静さを取り戻しまし買われていったのです。
www.bloomberg.co.jp少し深堀するとAT1債が原因なんですよね。
では一週間のS&P500を見ていきましょう。
ハイテクとGAFAMが好調、テスラに至っては一週間で5%以上も上げていますね。
他にはエネルギーや右上のディフェンシブも今週は買われています、弱かったのはやはり金融セクターですね、地方銀行で経営がいい加減だったとはいえ銀行が3連続で破綻すれば同じ銀行セクターにも悲観が波及するのは当然でしょう。
間違っても今回大きく下げたFRC(-46%)なんかは手を出さない方が良いです。
3月の終わりが近いということで
今週のFOMCで利上げの一時停止時期も見えてきましたね、米国の不況も近づいているのかドル安に向かっています、去年のドル高状態で購入してた人は為替差損で厳しい状態が続いているとは思いますが、不景気になれば再び利下げが始まりドル高になりますので気にする必要はありません。
ドル安に向かう状態で利益を出すのであれば、米国以外の株式(新興国株等)や金(ゴールド)または債権価格に連動するETF等を買っていくのが良いと思います。
- FM(iシェアーズMSCIフロンティア&セレクトEM ETF)
- VWO(バンガードFTSEエマージング・マーケッツETF)
- GLD(SPDRゴールド・シェア)
- TLT(iシェアーズ米国国債20年超ETF)
ただし市場が思っている程景気は弱くは無いかもしれないということに注意は必要です、なぜなら今のところFRBは年内利下げを考えていないからです。
利下げを「一時停止して様子見しようかな~」とは言っていますが、もし景気がまだ強気ことが判明すれば25bp利上げを継続し、金利は上がりドルは買われ景気敏感銘柄が買われるでしょう、当然上記で紹介した銘柄も売られると思います。
ですので安定を求めるなら世界全体に分散投資するETFもしくは高配当ETFを抱いて寝ときましょう。
- VT(全世界)
- VTI(全米)
- VYM(高配当)
- VIG(連続増配)
- SPYD(高配当)
- HDV(高配当)
- DGRW(連続増配)
さぁ金曜日の後半が強かったので4月が楽しみですね。
今週もお疲れさまでした。